
DEV LARGE「今まで高めのレコードはあんまり紹介してなかったんだけど、今回は<こういう選び方もある>っていう感じです。」

タイトル曲をまだ世に出てないbirdの曲で使ったんですけど、エサ箱に普通にありそうなレコードなんで見つけてください。ある程度知っている人たちの間では後期のO.C.スミスは軽視されがちなんですけど、ストライク・ゾーン外にもこういう良いのがあるんですよね。

全体に涼しめなんですけど、特に夏を感じさせるのがテーマ曲の「500 MILES」。これは同業者のネタ(笑)。デイヴ・グルーシンがやっているっていうのもポイント。この人後期はフュージョンだけど、ロイヤル・フラッシュのネタとかもあって結構いいんですよね。

これはセカンド。B面に超いい曲があって、J.ブラウンの「PEOPLE WAKE UP TO LIVE」と全く同じコード進行なんですよ。午後のちょっと涼しい時間を想像する曲で、夏になると聴いちゃう。アップだと「JUMPING TOTHE WATER」もいいですね。、<夏!>って感じで。これはちょっと高いと思うけど、ぜひ聴いてほしい。

NIGHTWIND FEATURING ANGELA CHARLES AND WIND SONG
全曲夏、それも夜の雰囲気ですね。全体に女性ヴォーカルが散りばめられてるんですけど、「LOVIN’ YOU」のカヴァーもシルキーなアレンジで、涼しくさせてくれます。向こうで30ドルぐらいしたんで、日本で買うと結構するかも。シカゴのWIND SONGっていインディーズから出てます。
