【DEV LARGE おすすめレコード】KING OF DIGGIN’ Vol.26 FIRE

DEV LARGEおすすめレコード

DEV LARGE「最近のBOBO JAMESは音楽とは別のところで忙しくなっていて、掘る時間もないくらいビジーです。まさにケツに火がついている状態で選んだ5枚でした。」

O.S.T. / PETEY WHEATSTRAW

C級ブラック・シネマのサントラで、ヴィデオすら出てないと思う。全てがツボではないけど、噛めば噛むほど味の出る臓器の焼肉みたいなアルバム。主演のルディー・ レイ・モーアは、日本で言うと勝新太郎みたいなノリの人かな? 憎めないし、ファンキーだし、型崩れした体型だし、ラップ登場以前にライムやボースティングを芸にしてラップの初期形を作っていた、ゴッド・ファーザー的人物。

MANFRED MANN’S EARTH BAND / GET YOUR ROCKS OFF

ちょっとジャズっぽいエッセンスもあるイイ感じのロックで、シンセをウマく使ってるグループ。 白人なんだけどソウルを感じる。 こっちもいいけど、どうせ買うなら名曲「BLINDED BY THE LIGHT」が入っている方をオススメしたい。彼らと同じくらい好きなのがブライアン・オーガー。この辺も掘ってみれば、何か使えるところがあるんじゃないかな? 

DAMNATION / THE SECOND DAMNATION

これはジャケ買い。音はドス黒いハード・ロックで、ブルー・チアーとかマウンテンを思い出す。ヴォーカルの人の声が優しい感じで、結構好き。HIP HOPにドップリ浸かっている人向きじゃないアルバムかもしれないけど、ロックに行ったことなくて興味のある人にはイイかもしれない。 

JAMES BROWN / BODYHEAT

もともとINCREDIBLE BONGO BANDの「BLUE TRAIN」が好きだったんだけど、後で「WAKE UP AND GIVE YOURSELF A CHANCE TO LIVE」を聴いたらほとんどコード進行一緒で、「BLUE TRAIN」からこっちにつなぐっていうパターンでプレイしてた。普段のJBと違って、メディテイション・ミュージック的な安らぎを感じる曲。『DON’T TELL IT」の方がメジャーで、「俺とダチは町でこっそりこんなことをやっているんだ、内緒だぜって」いう内容。この2曲がオススメ。 

 

THE METERS / FIRE ON THE BAYOU

これはネタジャケですっていうという感じ(笑)。音的には「CHICKEN STRUT」が入ってる前の時代の方が好きだけど、リプリーズ時代はリプリーズ時代で、ニュー・オーリンズにこだわらないでサウンドを広げようとしている姿勢がいい。でも、入口にするなら、もっと前のを掘って欲しい。もし、お金に余裕があるなら、なるべくドーナッツ盤で買ってください。音、全然 連うし。

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