DEV LARGE「お題がパープルと聞いて、プリンスの「パープル・レイン」をすぐに思い出す読者は、たぶん近い歳の人だろう・・・。と、どうでもいいことを言いつつ今回もいつも通り頑固な選盤でいっとく!!」
JANKO NILOVIC and DAVE SUCKY / PSYC IMPRESSIONS
まずは長年追い続けているJ. NILOVIC。MPから出ているモノが1番いいと俺は思うんだけど、他のレーベルのもいいです。10数枚出ているらしい。ライブラリーな人でサンプリング、リスニング問わずドープだと俺は思う。A1,B1がかなりいい。少し高いかもしれない….。東京だとバンバーあたり、九州だとオムニあたりにあるかもし れない。
KOOL & THE GANG / LOVE & UNDERSTANDING
で次は、みんなの知っているメジャーな1枚。76年に出たモノで、 「サマー・マッドネス」のライヴ・ テイクが入っている1枚。スタジ オ・テイクは別のアルバムに入っているので、そっちも要チェック。 ジャジー・ジェフの「サマー・マッドネス」ネタ。もともと、そっちは「ロッキー1」の挿入歌になるはずだったらしく。映画の中で、確かにしんみりするシーンでこっそりかかっている。
AVENUE OF AMERICA / SOUNDS OF THE 70’S
よくわからんマイナーな1枚。でも、このグループかつ、レーベル名になっているシリーズは結構出ていて、カナダの方では結構知られていたらしい。毎度ナイスな彼らヴァージョンのカヴァーを聴かせてくれる。4、5枚持っているけど、これがベスト。目玉はドラマティックスの「WHAT YOU SEE IS WHAT YOU GOT」、ラデ ン・テイストがちょっと入っていてやられます。
94年のアルバム A-2の「SOUR TIMES」のシングルだけ持っていればいいじゃん、って人もいるだろうけど、連中の知らない青い火のような曲が結構詰まったこのアルバムを俺は薦めたい。決して赤く燃える熱い火じゃない、このボーッとして、かつおろおどろしい音の世界はなかなか作れないモノなので、トラック・メイカーの人には、1度は聴いてもらいたい。DJ YASの音の良さがわかるヤツはたぶんハマると思う。
WALTER WANDERLEY SET / WHENIT WAS DONE